複数の要因やきっかけを一つ一つ紐解いていく必要があります。
不登校を解決するために理解しておくべき
TFTセラピーの特長と効果
TFTセラピーは、治療効果のあるセラピーとして
米国政府機関から公認されているセラピーです!
TFTセラピーは、米国心理学のパイオニアの1人、ロジャー・キャラハン博士(Dr.Roger J Callahan Ph.D.) により開発・発展された心理療法です。
現在、アメリカやヨーロッパはもとより、日本でも医師、臨床心理士、カウンセラーをはじめいろいろな専門家が臨床場面に取り入れています。
このTFTセラピーは、米国政府機関(SAMHSA)でエビデンス(根拠・証拠)のある治療法として公認されています。TFTセラピーが応用できる分野はとても広範囲にわたります。
例えば、次のような症例に応用します。
■心的外傷後ストレス障害(PTSD)
■不安・ストレス
■依存的衝動
■抑うつ症状
■怒りと憤怒
■強迫観念
■罪悪感
■恥と困惑
■身体的疼痛
■パニック発作 等々
- 当カウンセリングルームでは、このTFTセラピーを不登校カウンセリングに取り入れ、子どもたちの心の健康の回復と安定を図りながら、不登校の解決を図っていきます。
- TFTセラピーは手順が簡単な上に、効果が高く、即効性があり、副作用もありません。自分自身でセルフケアができるという特長もあります。
いじめなどの学校のストレスが原因の不登校に効果的です!
- TFTセラピーは、いじめなどのトラウマ記憶に作用し、そのうち心理的動揺を引き起こす有害な感情などを除去します。
- トラウマ記憶があると、脳が「学校が危険だ」と判断するため、様々な身体症状や精神症状が誘発されます。結果、子どもは登校しないことによって、自分の安全を守ろうとします。
- TFTセラピーによってトラウマ記憶を除去すると、いじめの場面を想起しても、それは事実として認識はされますが、心理的動揺は引き起こさなくなります。
そして、学校を含む外の世界は安全だと認識しやすい状況へと変わっていきます。
安全を認識すると、子どもは外の世界へ出かけ、探索行動を始めます。
つまり、不登校のハードルが取り除かれます。 - TFTセラピーは、次のような学校ストレスが原因の不登校に適用します。
これ以外にも、小さなストレスを継続して受けることによって、トラウマ的症状を呈することがあります。
■いじめのトラウマ
■仲間はずし、無視のトラウマ
■裏切りのトラウマ
■大失敗をしていやな思いをしたトラウマ など
- 保護者の方で不安症状やうつ的症状などがあり、TFTセラピーをご希望される場合には、応対します。
- なお、TFTセラピーは親子の愛着関係が安定していないケースなどで効果しないことがあります。
バランスのよい自律神経の働きが人の健康をつかさどる
- 人の健康は、バランスのよい自律神経の働きによって維持されています。この自律神経は、正反対の働きをする2つの神経(交感神経と副交感神経)から成り立っています。
- 交感神経は、「活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時」に働きます。副交感神経は、「休憩している時、リラックスしている時、眠っている時」に働きます。交感神経が働いている時は、副交感神経は休んでいます。副交感神経が働いている時、交感神経は休んでいます。
- つまり、昼間は交感神経が働いて活動しやすい状態にし、夜間は副交感神経が働いて昼間の活動の疲れやダメージを回復させるのです。
TFTセラピーは、自律神経のバランスを整える効果がある!
- ストレス量が多かったり強かったりすると、交感神経ばかりが働き、副交感神経の働きが弱まってきます。そのため、心身の疲労回復が追いつかず、慢性的な疲労や心身の不調を生じてきます。
- 不登校の子どもたちは、様々なストレスにより自律神経の働きのバランスが崩れ、頭痛や腹痛等の身体的症状、あるいは、対人不安やイライラ等の精神的症状を呈しているケースがあります。
- インターネットやゲームは交感神経の働きを促進します。したがって、その緊張状態が睡眠に支障をきたしやすくなります。睡眠不足となり、昼夜が逆転しやすい状況が生まれます。
- TFTセラピーは、この自律神経のバランスを取り戻す効果があることが、臨床データ結果からも明らかにされています。(自律神経の働きは、心拍変動(SDNN)の数値によって推測できることが分かっています。(後述))
自律神経の働きは、心拍変動(SDNN)を測定することで推測できる!
- 自律神経の働きは、心拍変動(SDNN)を測定することで推測できます。そのため、現在、アメリカやヨーロッパでは、医学・心理学等の多くの分野でこの心拍変動が医療・セラピー場面で活用が図られています。
- 心拍変動(SDNN)とは、心拍間隔の変動をミリセカンド(ミリ秒)で測定し、その測定で得られたSDNN(Standard of Deviation of Normal to Normal)算出します。
- 自律神経のバランスがとれている人のSDNNは、50~80です。下図は、「emWavePlus」により心拍変動(SDNN)を算出した画面を示しています。
- Framingham Heart Study(1995、アメリカ)等の研究によると、低い心拍変動(SDNNが50未満)は、健康に悪影響がある状態であることが報告されています。例えば、低いSDNNと恐怖症、抑うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)との関係が明らかにされています。
- 当カウンセリングルームでは、心拍変動(SDNN)を測定できる環境を整えています。
必要に応じて、不登校カウンセリング・不登校セラピーに活用していきます。
心拍変動(SDNN)を高める効果がある、TFTセラピー!
- TFT療法セラピーは、自律神経のバランスを指標する心拍変動(SDNN)を改善させることが、カウンセリング臨床データからも明らかにされています。(1996,キャラハン検査)
不登校カウンセリングを科学的に分析・評価!
- 当カウンセリングルームでは、「emWavePlus」により、心拍変動(SDNN)を測定できるカウンセリング環境を整えています。
- 臨床上の客観的なデータを科学的に分析しながら、不登校カウンセリングを進めていきます。